院長の「こころのさけび」
スーパーアスリート!
'19年11月07日
僕がボクシングをしていた頃、ボクシングは少し悲しいスポーツだと思いながらやっていました。
何が楽しくてこんなことをしているのだろうと、自問自答しながら続けていました。
実際、具志堅もファイティング原田もほとんどのチャンピオン、スターが
悲しかった。
そんなことを感じながらも、海岸でまっすぐにすら歩けなくなっていた
パンチドランカー症状が出始めたジョーに、とてつもない哀愁・悲哀。共感と憧憬をかんじていました。
結果的に、引退して良かったのですが
鼻の軟骨が破壊されて、グチュグチュなっているのを自慢していた先輩の
前歯が一本欠けたあの笑顔には、なんか絶対勝てない雰囲気がありました。
僕は大学が歯学部でしたから、オールデンタルという歯学部だけの大会に出ていれば良かったのですが
本気でプロを目指している連中と一緒にやることになって、周りの歯学部の学生とのあらゆるギャップに苦しみながらも
おおいに楽しんでいました。
経験者でないと、まったく理解できない世界だと思うのです。
ぼくがイチボクシングファンとして観戦してきた中でも、もっとも日本人ビックマッチとなった今日の
井上尚也VSノニト・ドネア
昔からのボクシングファンには、抵抗すら感じてしまうほどの
スーパーアスリートぶり。2019のベストバウトになるとは思いますが
あの、悲しかった頃のボクサーとは別次元のスポーツマンにホーンの少し違和感も感じながら
超リスペクト出来る、両者の頑張りに
頭が下がる今日でした。
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