院長の「こころのさけび」
もぐら塾その②も
'18年05月13日
歯科大学を卒業して1年目のとき、2年目の先生が上手に思えた。
3年目の先生ともなるとなかなかで
10年選手は雲の上。対等にお話しも出来ませんでした。
当時、尊敬していた10年上の医局の先輩が「お前がこのまま10年勉強し続けたら俺は抜けるで。」
と言ってくれたのを懐かしく思います。ノリが関西っぽいなー...。そして若い。
その先輩も急逝されて、残された者は矛先をうしなう。
その時は10年先なんて想像もつきませんでした。実際、想像していなかった遠回りや寄り道もしてしまった。
まがりなりにもこの春で22年目。(汗)
ああ、俺もベテランになったかーとは微塵も感じません。
ああ、俺なんてまだまだチョロいなーと思わせてくれる先輩が常にいるからです。
40年上の先輩。
日本歯科界のトップランナーに直接ケースプレできて、評価はどうだったかわかりませんが
1症例1症例に、はせた想いがこちらにもあるから
ちょっとやそこらでへこむもんかと思い
また明日から普通に仕事が出来る幸せを
感じるというか、今夜だけは少し反芻してから寝ようと思います。
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