院長の「こころのさけび」
ベストマッチオブザイヤー2017
'17年11月26日
誠に僭越ながら今年のベストマッチは、ATPファイナルの準決勝、ゴファンvsフェデラーとさせて頂きます。
アナウンサーの発音によってはゴファンは「ご飯」にしか聞こえない。腹が減る。
決勝でディミトロフに敗れはしたものの、自力でのファイナル出場、一度も勝てなかったフェデラーを下したゲームは評価に値する。
と、普通に言っても面白くない。
なぜこの試合が一番だったかというと、僕はテニス評論家でもないしすべての試合をチェックしているわけでもない。
試合を見ていて、グイッとその選手に感情移入出来てかつ、内容が濃ければよいのだ。
その点この試合は、完全にゴファンに乗り移って観ていて
そして100%の試合ではない、まったくゴファンがゾーンに入りっぱなしの第3セットだったのだ。
ゾーンに入った状態だと、「読み」みたいなものが当たりまくることがある。
そしてスーパーショットを打っているのに、「ありゃ、すごくいい球打ったけど、いまの全然頭で考えてなかったわ。」
「カラダが自然と反応した...」そんなキョトンとしたゴファンの顔が、素敵なのだ。
地味でまじめなゴファン。
感情をあらわにしないゴファン。でも、心の中で煮えたぎっているのがカッコええで。
全仏で、防水マットに足をとられて転倒したのを生で見ていたから
どうなることかと思ったが、ATPファイナルでこんな試合をしてくれますか!
来年も、ゾーンに入ったゴファンに注目です。
テニスの快楽って、マジ底がない...
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