院長の「こころのさけび」

語る会22まとめ

 
語る会22では沢山写真を撮りました。一番のお気に入りはこの写真です。尊敬する歯科技工士のHさんが撮ってくれました。
レジェンド金子一芳先生と沢山お話しが出来ました。

時は2018年。
その年の第1回もぐら塾で、僕は金子先生にインパクトのある「症例発表」をさせて頂き褒められました。
そのもぐら塾懇親会でのことです。僕はちょうど金子先生のトイメンに座って談笑していました。
出席していた火曜会の若手S先生が、金子先生の近くにやってきてビールをつぎながら質問しました。
「金子先生はどんなプレゼンが見たいですか?僕はどんなプレゼンをしたらいいですか?」
質問の意味は、『僕も金子先生に褒められるようなプレゼンやってみたいです!』
ということかと思います。

僕も褒められた直後で気分アガっていたので、金子先生がどんなこと言うか注視しました。
歯科医師として超一流であり、プレゼンの神である金子先生が症例発表についてサジェスチョンされるのです。

想像していたのと違うことを金子先生はS先生におっしゃいました。
「そんなこと考えてないで、お前は目の前の患者さんに何が出来るかを考えてればいいんだよ」

S先生のみならず、懇親会にいた全員が固まりました。
金子先生は激怒された訳でもなく、ご機嫌よく笑いながらそうおっしゃったのです。
でも全員が固まりました。怒られて萎縮したのではなく多分全員が「感動」して固まったのです。
おそらく、質問をしたS先生が一番言葉を失ったのではないでしょうか?

わたしは、その金子先生の言葉を胸にして日々の臨床に当たろうと誓いました。そして今日に至ります。
あのとき火曜会の若手で、であるからこそ、ふだん金子先生に話しかけづらかったS先生にはどう響いたのでしょうか?

時は経ち、僕は火曜会のメンバーでないからこそ気軽に金子先生にお話しをさせて頂けます。
今年の語る会では、琥珀で出来たポッセルトバナナや長年使われてきたご自身の名刺入れなどプレゼントを頂きました。

S先生は、今年の語る会22には出席されていませんでした。

S先生は、芝多桂彦先生です。
そりゃ語る会には出られないでしょう。だってハーバードの歯学部で世界トップの研究にいそしんでいらっしゃるから。

歯科界からは、いまだにノーベル賞受賞者が出ていません。
でも、出るとしたら芝多佳彦先生だと思います。
本人に直接は聞いていませんが、ボストンでの研究の日々は我々の想像を絶する大変さがあることでしょう。
でも、彼は必ずやってくれますよ。

他ならぬ、あの金子一芳先生の言葉を一番胸に刻み込んだのは
芝先生だからです。
僕も陰ながら応援しています。本当に頑張って欲しい。
そして歯科界の星となって欲しいです。
で、臨床の世界に戻ってきて欲しい。で、もう一度芝先生のプレゼンをみたい。
で、僕と一緒に写真をとってね♡

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