院長の「こころのさけび」
「クインテッセンス」初代編集長の秋元さんに歯科の歴史を聞いてみよう。パート1」
'20年12月16日
今日は日本ヘルスケア歯科学会のオンラインサロン(zoom)に参加しました。タイトル通り。
秋元さんは歯科医師ではないですが、「歯科」という括りで俯瞰できる極めて稀な人物だと思います。
始めて秋元さんにお目に掛かったのは、北九州市の筒井歯科に勤務医として働き出したすぐの頃で
筒井先生ご夫婦共著の「包括歯科臨床」が出版されるのと同時期でした。昌秀先生ももちろんご健在で、出版記念パーティーなどイベントが慌ただしい中、
取り巻きの先生方は沢山いらっしゃるも
結局歯科医師ばかりがいくら集まっても、物事を全体でうまくコーディネート出来て実務も出来る人間はほぼおらず
秋元さんお一人が獅子奮迅で働いておられたのをよくおぼえています。
今回のオンラインサロンは、ヘルスケア歯科学会のものなので
その創生期のことや、山形の熊谷先生とどう別れて行ったかのお話しがメインになると思っていましたが...
いい意味で期待を裏切られ、日本各地にあまたあるスタディーグループのルーツや
金子一芳先生の人物評まで(ここが一番面白かったです)
この話、ずーっと聞いていられるわーと久々に思える内容でした。
図は、多分出しても差し支えないものだと思いますが
日本に初めてアクセルソンを招聘したときからの時系列です。
ここには出せませんが、秋元さんが考えるモダンデンティストリーの系譜(原田良種先生・石原寿郎先生・丸森賢二先生〜ジアズ、SJCD含む)
まで資料として頂いて貴重な時間でした。
自分は、優劣は別として歯科界においてどんな位置にいるのか、
そういえば「クリニカルカリオロジー」が出版された頃、ちょうど僕は歯科医師人生をスタートさせたのか...など
再考することが出来ました。
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